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Samba

    1. 設定
    2. logについて
    3. Samba管理/Windowsネットワークあれこれ
    4. 補記

設定

sambaにはSWAT(Samba Web Administration)というブラウザでの設定ツールがある。/etc/smb.confを上書きする。わたしの場合、/etc/smbpasswdの作成段階でうまくいかず、コマンド操作。で、例によってわたし自身のためのまとめです。

# mksmbpasswd.sh < /etc/passwd > /etc/smbpasswd （/etc/passwdを/etc/smbpasswdで利用する前準備。600で）
# smbpasswd tako 　（sambaユーザtakoのためのパスワードを登録。二回入力）
# smbpasswd -e tako 　（ sambaユーザtakoがWindowsからSamba接続できるようにする）
# smbpasswd -a hanako 　（sambaユーザhanakoを追加。パスワードを登録。二回入力）
# smbpasswd -d hanako 　（sambaユーザhanakoを削除）

hanakoが登録されたか、削除されたかの確認は以下のコマンドです。

# grep hanako /etc/smbpasswd

表示内容に[U]があれば利用可能。[DU]で接続不可、つまりユーザでなくなったことになります。
grepはファイルのなかから、特定の文字列を含む行を抽出するコマンドです。
hanakoのサービス状態を知るコマンド。

# smbcleant -U hanako -L localhost 　（-Uはユーザ名、-Lはサーバマシンを指定するためのオプション）

smb.confの設定内容の表示。

# testparm

続けてenterキーを押すことでsmb.confの設定内容の詳細表示です。

  1. smb.confの内容
    1. [global]
        2. coding system = CAP　（Macと共有を行うならCAP-Columbia AppleTalk Programを指定。１６進コード表現）
        client code page = 932　（Windows日本語版を使う場合）
        Workgroup = OSAKA
        valid users = tako,hanako　（ここに列記したアカウントユーザがsambaを利用できる）
        ------- 略 -------
    2. [home]
        3. ------- 略 ------
    3. [public]
        4. ------- 略 ------

  2. Sambaのログ

    3. Sambaのログにはレベルがあります。デフォルトで"0"。あと"1"から"3"の範囲で指定でき、"3"が詳細になります。
    smb.confの[global]セクションに記載します。
      log level = x

(2001.10.16)


logについて

気になるログが/var/log/messagesに出されるので調べてみました。

May  7 09:08:19 ns nmbd[xxx]: [2003/05/07 09:08:19, 0] nmbd/nmbd_browsesync.c:find_domain_master_name_query_fail(xxx)
May  7 09:08:19 ns nmbd[xxx]:   find_domain_master_name_query_fail:
May  7 09:08:19 ns nmbd[xxx]:   Unable to find the Domain Master Browser name XXX<1b> for the workgroup YAO.
May  7 09:08:19 ns nmbd[xxx]:   Unable to sync browse lists in this workgroup.
May  7 09:23:09 ns nmbd[xxx]: [2003/05/07 09:23:09, 0] nmbd/nmbd_browsesync.c:find_domain_master_name_query_fail(xxx)
May  7 09:23:09 ns nmbd[xxx]:   find_domain_master_name_query_fail:
May  7 09:23:09 ns nmbd[xxx]:   Unable to find the Domain Master Browser name XXX<1b> for the workgroup YAO.
May  7 09:23:09 ns nmbd[xxx]:   Unable to sync browse lists in this workgroup.
「この問題は、Samba マシンが WINS サーバとして構成されていないにも関わらず、Samba マシンを WINS サーバとして構成したクライアントが存在した場合に発生します」ということらしい。詳しくは以下を参照願いたい。

日本Samba ユーザ会 http://www.samba.gr.jp/project/kb/J0/0/77.html

(2003.05.07)


Samba管理/Windowsネットワークあれこれ

Sambaの設定を行っていると、Windowsのネットワーク設定に、どうしても頭を突っ込むことになる。いつまでもイキアタリバッタリでは致し方ないので、重い腰を上げて学習することにしてみた。なおWindows自体のネットワークシステムに集中するのではなく、あくまでもSambaの側からのSamba理解の作業としたい。
  1. NetBEUI → NetBEUIのインターフェイスNetBIOS
  2. NetBIOS over TCP/IP(NTB)
  3. 「コンピュータ名」はNBTで必要。「ホスト名」ではない。
  4. NetBIOS名と「コンピュータ名」

補記

《 ■ 参照URL   ※サイト内参照ページ    引用、参照書籍 ■ 》
日本Samba ユーザ会
『ステップ式サーバ構築入門 はじめてのファイアウォール』 著/内田法道 刊/技術評論社

*“このページの作成にあたり、上記に掲げたURLや書籍を参考にしました。謝意を表します。具体的な引用については明記しました。内容の間違いや、誤字は筆者の責任であり、関係する参照先の責任ではありません”

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