DVD

    1. DVD
      1. DVDあれこれ
      2. キャプチャ
      3. 編集
      4. DVD作成
      5. 映像とインターネット
      6. メディア
      7. 補記

DVDあれこれ

必要に迫られて挑戦するのですが、何が何やら規格が多すぎてままなりません。整理しないことには、その場は乗り切れてもまた後日躓くというのがオチのようです。やりたかったことはそう多くはありません。VHSビデオをデジタル化してPCに取り込み、編集してDVD化するという、御多分に洩れずの作業です。一二年前ならこんなことを考えませんでしたが、環境がCD-RドライブからDVD-RWドライブに変わり、記録ディスクも手頃となったのが現状です。ここでPCIスロットにキャプチャーカードを挿し込めば、ライティングソフトも付いてくるので、個人レベルでの作業は十分です。ですが、DVD化したものをパソコンだけで再生するのではなく、家庭用のDVDプレーヤーでも再生可能にするには、あるいはレンタルDVDはコピーできるのであろうか(著作権の話は置きますが)等々と、考えが頭をもたげ切りがありません。こんな付け焼き刃で試行錯誤した作業結果を備忘録としてまとめた次第です。
これは結果的な希望ですが、上記のまとめによる作業として、ストリーミングサーバによる映像配信も挑戦してみたいと思います。

キャプチャ

キャプチャという言葉から迷いました。キャプチャボードで動画をPCで操作できるように取りこむことなのですが、元の動画がアナログなら、デジタル化することとなります。このとき、単に取り込むといっても、キャプチャボードの性能や、目的によってフォーマットすることになります。

■ キャプチャでのフォーマット ■ 》

目的がDVDの作成であれば、キャプチャする段階で、AVI形式とMPEG2形式があります。AVI形式は汎用性と画質が高くなります。未圧縮のAVIだと画質は最もいいことになりますが、キャプチャの際に圧縮しないわけで、エンコードが長くなるとともに、容量が大きくなります。
AVI(Audio Video Interleaving)
Microsoft社が開発した、Windowsで音声付きの動画を扱うためのフォーマット。Windows上でマルチメディアデータを格納する際に用いられるRIFFというフォーマットを応用し、画像データと音声データを交互に折り混ぜた構造になっているところから、この名前が付けられている。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
MPEG(Moving Picture Experts Group)
映像データの圧縮方式の一つ。ISOにより設置された専門家組織の名称がそのまま使われている。画像の中の動く部分だけを検出し保存するなどしてデータを圧縮している。MPEG-1からMPEG-4までの各規格が定められており、再生品質はMPEG-1がVTR並み、MPEG-2がハイビジョンテレビ並みである。現在MPEG-7規格の標準化が進行中である。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
MPEG-2(Moving Picture Experts Group phase 2)
映像データの圧縮方式の一つで、MPEG規格の一部。再生時に動画と音声合わせて4.15Mbps程度のデータ転送速度が必要。画質はS-VHSのビデオ並み。DVD-VideoやATSCなどの次世代デジタルテレビなどで利用されている。MPEG-3方式はMPEG-2に吸収されたため存在しない。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
筆者はこの作業で、I-O DATAのGV-MVP/TZをWindowsXPで使用しました。特にこの機種でないとダメだということではなく、手頃なものを購入したにすぎません。I-O DATAはUSB接続で使用します。PCにドライバーをインストールします。接続コードでVHSビデオデッキとI-O DATAをつなぎ、VHSビデオテープを再生します。これだけではPC機に取り込めませんので、キャプチャするためのソフトmAgicTVをつかいました。GV-MVP/TZを購入した際に付属していたソフトです。このソフトでPC機のHDDに取り込みます。次に、同じく付属のWinDVD CreatorでHDDに取り込んだデータをDVD化するということになります。この流れのなかのキャプチャということになります。
tz
     I-O DATAサイトから引用

■ リッピング ■ 》

キャプチャという言葉とともにリッピングという言葉がある。これはDVD-Videoからデータを抜き出すときに使う。著作権が絡むので注意が必要です。
DVD-Video
DVDフォーラムによって策定された、DVDに映像を記録するための技術仕様。また、同仕様に従って作成された映像DVDのこと。
映像圧縮にMPEG-2規格を採用し、レーザーディスク以上の画質で最大で2時間強の動画を収録することができる。
CDレベルの音質で5.1チャンネルサラウンドに対応し、高い臨場感を味わえるようになっている。音声を2チャンネルしか収録しない場合は、CDをはるかに上回る音質で収録することも可能である。
また、複数言語の字幕や音声吹き替えを1枚のディスクで表現できる機能や、視点変更などのインタラクティブ性を持たせる機能なども盛り込まれている。
DVD-Video対応機器や記録媒体には、映像産業界の要望によって「リージョンコード」(北米、ヨーロッパ、アジアの3種類の地域コード)が設定されており、観賞するにはドライブ、プレーヤ、メディアのリージョンコードが全て一致している必要がある。
例えば、日本国内で販売されているドライブでは、アメリカで買ってきたメディアは再生できないようになっている。ただし、メディアにリージョン規制が設定されていない場合は自由に読み出せる。
リージョンコードが設定されていない初期のDVDドライブでは、プレーヤとメディアのリージョンが一致すればDVD-Videoを観賞できる。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
リッピング(ripping)
音楽CD(CD-DA)に記録されているデジタル形式の音声データを抽出し、パソコンで処理できるようなファイル形式に変換して保存すること。この時に用いる抽出・変換のためのツールを「リッピングソフトウェア(ripping software)」「リッピングツール」(ripping tool)、あるいは単に「リッパー」などという。
リッピングを行ったデータは元のCDの音声情報をデジタルデータのまま処理したものなので、理論上は音質は全く劣化しない。しかし、実際にはCD-DAにはセクタ情報が存在しないため、使用するCD-ROMドライブやリッピングの環境によっては、リッピングで得られたデータにノイズの混入・音飛びなどが生じる場合がある。
コピーコントロールCDが発売された原因はこのリッピングで、リッピングされた音声データがCD-Rやインターネットを介して不法流通し、レコード会社の売り上げに打撃を及ぼしたことがコピーコントロールCD発売の理由とされている。
そしてコピーコントロールCDはこのリッピングを阻止するためのもので、リッピングソフトウェアに誤ったディスクの情報を読み込ませ、正確なリッピングを困難にしている。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用

編集

DVD作成

DVD-Videoメディアを再生せずに開いてみると、そこに「AUDIO_TS」と「VIDEO_TS」のフォルダがあることがわかる。「AUDIO_TS」はDVDオーディオ用なのでDVD-Videoメディアではこれは空である。「VIDEO_TS」に必要なものがある。ここには「VOB」、「IFO」、「BUP」がある。

VOB ………… データファイル(本編映像、音声等)
IFO ………… 情報ファイル
BUP ………… IFOのバックアップファイル


画像とインターネット

インターネットで動画を配信するにはMPEG4を使う。
MPEG4
MPEG2が高レート高画質を目的としたのに対し、ナローバンドなどの低速回線で高画質を目指した動画配信を目的とした動画フォーマットの規格。
低レートでの高画質を目的としている為に圧縮効率は良い。
更に高画質化を目指したMPEG4-AVC(H.264)と言う規格があるが従来のMPEG4とは互換性が全くない。
音声フォーマットではMPEG4-AACが規定されているが、現時点ではMP3と併用されるケースが多い。
MPEG4圧縮は、QuickTime6のストリーミング、DivX、Xvid、WMV7/8などで利用されている。しかしながらコンテナ部分のフォーマットの規定が遅れたためか、方言が数多くあり、相互互換性があまり保たれていない。
H.264はPSPなどで採用されている。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Mpeg4-はてなダイアリーから引用

メディア

■ DVD-R ■ 》

DVD-R(Digital Versatile Disk Recordable)
1度だけ書きこみが行える追記型DVD。DVD-ROMやDVD-RAMなど他のDVD規格とも互換性がある。1997年4月に策定されたバージョン1.0規格では、記憶容量は片面3.95GB、両面で7.9GBとなっており、 DVD-ROMよりも少ない。バージョン2.0規格ではDVD-ROMと同等の片面4.7GB記録が可能になっている。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
■ DVD+R ■ 》
DVD+R
DVD+RW Allianceが提唱している、追記型DVDの規格。2001年に規格は制定されていたが、製品レベルで市場に出回ったのは2002年4月で、同じくDVD+RW Allianceが提唱しているDVD+RWより後の登場である。DVDフォーラムが提唱しているDVD-R for Generalと比較してDVD-ROMに近い形での記録を行なうため、規格レベルではDVD-Rより高い再生互換性を持つ。しかし、DVD+RはDVD-Rより後発であり、市販のDVDプレーヤー含めほとんどのドライブが既にDVD-Rへの対応を済ませてしまっているため、実際の再生互換性はDVD-Rに劣る。DVD-RにないDVD+Rの機能として、マルチセッションでの書き込みがDVD+Rでサポートされている。最大記録容量はDVD-Rと同じ4.7GB。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
インターネットで動画を配信するにはMPEG4を使う。

補記

《 ■ 参照URL   ※サイト内参照ページ    引用、参照書籍 ■ 》
DVD Shrink
DVDShrinkでバックアップ
DVD焼焼き
『TV/ビデオ/DivXをDVDにする本』 刊/宝島社

*“このページの作成にあたり、上記に掲げたURLや書籍を参考にしました。謝意を表します。具体的な引用については明記しました。内容の間違いや、誤字は筆者の責任であり、関係する参照先の責任ではありません”

top     home:top     server library:top     PHP PostgreSQL MySQL サンプルスクリプト     SiteMap     Open SiteMap