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P2P(Peer to Peer) | |
by:大阪演劇情報センター+未知座小劇場 | 更新日:2017年 09月 10日(Sun) 11:20:55 AM |
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真の P2P システムとは、本来ならば中央サーバーによって処理されるトラフィックのルーティングや処理など帯域幅を多く使うタスクを、ネットワーク内のすべてのノードが動的に結合して処理するシステムであると Sykes は考えます。 真の P2P アプリケーションは、アイデアに富む少人数のチームが大企業に太刀打ちできるソフトウェアやビジネスを開発する力を与えます。つまり、真の P2P は、成熟市場を根本から揺さぶる破壊的なテクノロジーであると言えます。 |
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[ P2P(Peer to Peer)ピアツーピア ] 不特定多数の個人間で直接情報のやり取りを行なうインターネットの利用形態。また、それを可能にする「Napster」などのアプリケーションソフト。多数のコンピュータを相互につないで、ファイルや演算能力などの情報資源を共有するシステムである。 このシステムの魁は1999年1月に発表された「Napster」。これは、インターネットを通じて個人間で音楽データの交換ができるシステムで、タダで音楽が手に入ることから爆発的に普及した。 Napsterでは、各コンピュータはNapster社が管理する中央サーバに接続し、ユーザのパソコンに保存されている音声ファイルのリストを送信する。これを、世界中のユーザが共有することにより、互いに他のユーザの所持する音楽ファイルを検索し、ダウンロードすることができる。 中央サーバはファイル検索データベースの提供とユーザの接続管理のみを行っており、音楽データ自体のやり取りはユーザ間の直接接続によって行われている。 その後登場した「Gnutella」は、Napsterと違って中央サーバを必要とせず、すべてのデータがバケツリレー式に各ユーザ間を直接流れる。 このように、P2P技術は中央サーバの媒介を要するものと、バケツリレー式にデータを運ぶものの2種類がある。 前者の形態の方が無駄な通信が少なく、管理がしやすいが、中央サーバが停止するとサービス全体が停止する。 逆に、後者の形態はどこか一ヶ所が寸断されてもサービス全体が停止することはないが、ユーザ数が増えると加速度的にネットワークが混雑するという弱点がある。 また、後者には、違法なデータがやり取りされていても当局が監視や規制を行なうことが事実上不可能に近いという重大な特徴を持つ。 著作権保護の問題や違法なデータの流通などさまざまな問題をはらんでおり、アメリカでは政府や有力企業、団体を巻き込んだ大規模な論争が巻き起こっている。 (http://e-words.jp/w/P2P.html IT用語辞典 e-Words から引用) |
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P2P技術に関する最近の論議について |
ACCS 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会 |
『Linux WORLD IPネットワーク基礎講座』 2002年5月号 刊/ASCII |
『ステップ式サーバ構築入門 はじめてのファイアウォール』 著/内田法道 刊/技術評論社 |