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Windowsのネットワーク

    1. Windowsのネットワーク
      1. はじめに
      2. NetBEUI
      3. その他
      4. 補記

はじめに

Sambaの設定を行うさいなどに頭を悩ますのが、WindowsやMacとの関係である。多くの場合、付け焼き刃やその場しのぎで事を済ますことになる。ここでは少しだけまじめに、事を整理しておきたいと思います。
また、その他はネットワークには関係ないが、Tipsめいた事柄を備忘録として列記した。


NetBEUI

TCP/IPの台頭によってその変遷を見るというのが、ここでの視点です。換言するならTCP/IPをどう取り込むのか、という事のように思えます。ではTCP/IPに統一すればいいではないか?となりそうですが、現状はどうやらそのようにはいかないようです。しがらみがあるのでしょう。まあ、こんなとこで現状を見ていきます。
NetBEUI(NetBIOS Extended User Interface : ネットビューイ)
 1985年にIBM社が開発したネットワークプロトコル。NetBIOSをベースに拡張したもので、小規模なネットワークではTCP/IPなどのほかのプロトコルよりも高い性能を発揮できる。ただし、複数の経路の中から最適な経路を選択するルーティング機能は持っていないため、大規模なネットワーク構築には向かない。IBM社のOS/2やMicrosoft社のWindowsシリーズの標準プロトコルで、NetBEUIを利用したファイル共有サービスやプリントサービスなどが提供されている。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
NetBIOS(Network Basic Input Output System : ネットバイオス)
1984年にIBM社によって開発された通信インターフェイス。MS-DOS環境から通信を行なうために必要なプログラムがBIOSという基本システムの形式で提供されたことから、MS-DOSの世界では急速に普及し、パソコンLANの基本モデルになっている。IBM社のOS/2やMicrosoft社のWindowsシリーズでも、NetBEUIと組み合わせて標準的なインターフェースとして利用されている。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
NBT(NetBIOS over TCP/IP)
NetBIOSによるサービスをTCP/IP上で実現する技術。NetBIOSによるサービスには通常NetBEUIプロトコルが利用されるが、NetBEUIはインターネット上で使用できないという制限がある。そこで、NetBEUIの代わりにTCP/IPを利用することにより、インターネット上でNetBIOSサービスを提供することができる。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
Winsock(Windows Sockets : ウィンソック)
BSD OS向けに開発されたBSD Socketは、ネットワーク対応ソフトウェアの開発を容易にする優れた「ソケットインターフェース」を備えていた。これをWindowsアプリケーションの開発でも利用できるよう用意されたのがWinsockである。  Winsockの登場により、Windows上でのTCP/IPアプリケーションの開発が容易になり、また、UNIX用のネットワークアプリケーションの移植が容易になった。  Winsockでは、UNIX系OSのソケット機能に加えて、Windows独自の機能が追加されており、また、UNIX系にあってWindows版にはない機能もある。このため、WindowsとUNIXで完全に同じソースコードが利用できるわけではなく、移植の際には修正作業が必要となる。  Winsock2ではTCP/IP以外のプロトコルにも対応している。
http://e-words.jp/-IT用語辞典 e-Wordsから引用
ものの本によると、これらの語彙を理解することが、Windowsのネットワーク理解の早道であるらしいのだが、まずはこういう言葉があるということで、先に進みたい。


その他

Linuxとの複数OSのブート
Windows機があり、すでにWindows XPがインストールされています。ここにLinuxをインストールしてデュアルブート環境にします。ここでの注意点は、Linuxを後でインストールするということです。もちろんLinux領域が確保されていなければならないのですが、この順序はMBR(Master Boot Record)にあるブートローダに関係します。Turbolinux導入の際、経験したのですが、後でWindowsをインストールするとブートローダが上書きされ、Linuxを起動することができなくなりました。LinuxでインストールされるブートローダはWindousのブートローダとうまく折り合いをつけるのでしょう、選択画面が現れ起動はうまくいきます。昨今はどちらが先でもいいのかもしれません。(06.05.30)
MTAの復旧
ブートローダが機能しなくなる場合があります。デュアルブートの場合はLinuxのブートローダを再インストールすることになるのですが、MBR領域が壊れうまくいかない場合があります。この場合はWindowsのインストールCD-ROMから起動しMBRを復旧できます。(06.05.30)

fixmbr



補記

《 ■ 参照URL   ※サイト内参照ページ    引用、参照書籍 ■ 》
netfilter/iptables FAQ 日本語訳
指定時刻にジョブを実行する
※crontab
※rsync 同期をとるバックアップ
※TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
『Linux WORLD IPネットワーク基礎講座』 2002年5月号 刊/ASCII
『ステップ式サーバ構築入門 はじめてのファイアウォール』 著/内田法道 刊/技術評論社

*“このページの作成にあたり、上記に掲げたURLや書籍を参考にしました。謝意を表します。具体的な引用については明記しました。内容の間違いや、誤字は筆者の責任であり、関係する参照先の責任ではありません”

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